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■■ 住友不動産の特徴・評価・評判 ■■

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住友不動産のランキング(28社中)
■年間着工棟数19位
■耐震・制震・免震性9位
■耐久性能16位
■断熱・気密性能15位
■デザイン性・設計力7位
■保 証12位
■値 頃 感10位
■総合[1]19位
■総合[2]16位

"新築そっくりさん"でお馴染みの住友不動産です。もともとツーバイフォーは、住友不動産ホームという系列会社で事業展開していましたが、2002年に住友不動産に吸収合併され、 現在は、住宅事業部として展開しています。バブル期は輸入住宅ブームがあり、かなり業績を伸ばしていたようですが、バブル崩壊と共に縮小になったようです。

住友不動産の工法はツーバイフォーですが、耐震に力をいれているようで、POWER COLUMN や POWER CUBE、SPW構法というもともと耐震性の高いツーバイフォーを更に強固に補強する技術を取り入れています。

デザイン性も高く、商品のラインナップも様々で、価格帯のわりには上質に見えます。断熱、遮音性能は標準的といっったところです。



会社設立1982年
資本金1228億円(グループ全体)
営業地域関東、近畿、東海、東北、北海道
売上げ高505億円(2010年度実績・住宅部門)
年間着工棟数1,733棟(2010年度実績)
工法ツーバイフォー工法
標準の坪単価50〜60万/坪


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性能・テクノロジー


耐震・制震・免震への取り組み

住友不動産の評判
住友不動産の評判
住友不動産の評判

スーパーパワーウォールの「SPW工法」というのが住友不動産の標準仕様の耐震構造です。
これは、耐力壁に直接サイディングを貼ることで強化しているとのことです。???
それで30%程の強度アップが望めるということですが・・・。



オプションの耐震構造には、「パワーコラム」があります。
これは箱型に曲げた鉄板を一階の四隅にはめ込み強化するもので、かなり強度アップが望めるものだと思います。



以前は「パワーコラム」がJapaneseやAmericanには標準装備になっていたと思うのですが、 現在この「SPW工法」に変わってからはオプションになったようです。
一箇所13〜14万かかるらしく、4箇所必要なので50万以上の出費になります。



又、制震装置として階層で2分割して間にアクリル樹脂系の粘弾性体を挟んだ「パワーキューブ」も開発されています。
これは2×4で歪みの起こりやすい中央部に設置される箱型の制震装置で、かなり有効に機能するものと思われます。
箱型フレーム構造ですので通常内部は収納などとして利用します。
「パワーコラム」と併用すると、地震エネルギーを50%軽減できるとしています。






耐久性への取り組み

住友不動産の評判

住友不動産の基礎は立ち上がり厚150mmのべた基礎が標準仕様になっています。
外壁は、基礎パッキンを使用した通気工法で、コーナー部は「SPW工法」のため通気はとれないものと思われます。
壁体内の結露対策は標準的で、外部の通気工法以外特に講じられていません。


防火性能は2×4ですので、在来工法よりは高く鉄骨系やRC系よりは低いといったところです。






快適性への取り組み

住友不動産の評判
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住友不動産の断熱材は、天井が200mm、外壁が89mmのグラスウールで、床が60mmのポリスチレンフォームです。
開口部は通常のアルミサッシュに複層ガラスと、イマイチの仕様です。
断熱性能を表わす熱損失係数Q値は、2.3w/u・k、気密性能を表わす隙間相当面積C値は、公開されていません。
次世代省エネ基準はクリアといったところですが、性能のいい高断熱といえる程の値ではありません。


遮音性能は、2×4ですし断熱材も厚いので或る程度は高いレベルを確保できるていると思いますが、開口部が通常のアルミサッシュですので、 隙間が大きい為、ペアガラスを使ってはいるものの、多少気になるところです。
内部騒音は2階の床と1階の天井を別構造にして、防音材としてゲラスウールを充填していますので、かなり性能がよいものと思われます。


換気システムは標準仕様の場合、第三種換気システムで、排気のみ強制力で行い、給気はフィルター付きの給気口から自然給気するタイプです。
外部のフィルターの点検、清掃をきちんとやっておかないと、給気がかなり減少しますので、注意が必要です。
オプションで、全熱交換型の第一種換気システムが用意されているようです。






住友不動産の総評

住友不動産の総評としまして、モデルハウスの仕様や外観では価格帯のわりには上質に見えると思いましたが、 実際良く調べてみるとそれなりのものかという感想です。
デザイン的には魅力がある商品が多いし、技術力もしっかりしているのだから、もう少し標準仕様を上げていただきたいものです。


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※以上の画像はスウェーデンハウスの
ホームページよりお借りしました。

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