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■■ クレバリーホーム(新昭和)の特徴・評価・評判 ■■

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クレバリーホームのランキング(28社中)
■年間着工棟数16位
■耐震・制震・免震性6位
■耐久性能16位
■断熱・気密性能9位
■デザイン性・設計力10位
■保 証12位
■値 頃 感ハウスメーカーランキング 1位
■総合[1]10位
■総合[2]7位

クレバリーホームは千葉県君津市に本社を置く「新昭和」が手がける全国FCチェーンで、
低価格の割りに上質を売りにしている木造在来工法の住宅FCです。

住宅FCといえばアイフルホームやアキュラホームが頭に浮かびますが、
「クレバリーホーム」のほうが若干上質で価格帯も少し上との評判です。

「新明和」は千葉県を中心に関東一円で「ウィザースホーム」という注文住宅事業を展開していますが、
こちらは2×4と2×6工法の住宅会社で、「クレバリーホーム」とは一線を置いて展開しているようです。

ラインナップは、エクステリア(外観)とインテリア(内装)のシリーズから組み合わせて選ぶスタイルになっています。
商品群を見る限りでは確かに低価格の割りに上質な印象を受けます。

急成長の為の弊害か、教育が行き届かず営業マンの質のバラつきがあるとよく耳にします。
もし検討される場合は、自社製品のことをきちんと理解し納得のいく説明ができる営業マンと交渉することをお勧めします。



会社設立昭和45年4月
資本金10億8268万円
営業地域全国展開(沖縄を除く)
売上げ高442億円(2010年度実績)
年間着工棟数1800棟(2006年度実績)
工法木造在来
標準の坪単価45〜55万/坪


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性能・テクノロジー


耐震・制震・免震への取り組み

クレバリーホームの評判
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クレバリーホームでは耐震性に対して、「S&Cシステム・SPGモノコック構造」という在来工法に2×4工法の利点をプラスしたような工法がとられています。

これは、在来軸組み工法で組んだ構造材を構造用合板で包むような構造で、確かに理に適っているようにも見えます。

しかし、本来在来軸組み工法とは、柔構造なのでそれを構造用合板で覆ってしまうことは耐震性という点でのみ言えば向上するかもしれませんが、それが通常の2×4に比べてどれだけ耐震性に優れているかは疑問です。

但し、設計の自由度という観点から見ると一般の2×4より優れていると言わざる終えません。

2×4の耐震性能を持ち、在来工法の設計自由度をもった構造といったところでしょう。

またクレバリーホームでは、通し柱の数を通常の3倍(通常は4〜5本)程配置する構造になっており、12〜13本の通し柱を使って施工するようです。

耐震性能における通し柱の数の有効性についてはいろいろ意見もあるようですが、多いに越したことはないでしょう。

前述の「S&Cシステム・SPGモノコック構造」と併用すればかなり効果的な耐震構造になると考えられます。



構造体の接合部は、奥行きを従来の約1/2にコンパクト化した「HSS金物」で接合しホールダウン金物の代わりに柱脚金物を使用して耐震性を高めてあります。

住宅性能表示制度の等級3が取得可能とのことです。




制震システムでは、「J-ECSS」(ジェイエックス)というものが用意されています。
これは粘弾性体のダンパーにより地震のゆれを熱に交換して軽減する装置で、他社でも多く採用されているタイプの制震装置です。



またボールベアリング支障とオイルダンパー、高減衰ゴム復元材からなる免震システムも用意されており、これらを併用することにより「S&Cシステム・SPGモノコック構造」もより有効に地震に対して働くものと思います。






耐久性への取り組み

クレバリーホームの評判
クレバリーホームの評判
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クレバリーホームの基礎は残念なことに標準では布基礎です。
立ち上がり幅150mm、高さ430mmで布基礎としてはまあまあといったところです。
オプションではべた基礎にも対応しているようですが、少なくとも木造在来の場合はべた基礎を標準としていただきたいところです。


また、28mmの構造用合板を直接大引きに打ちつけ根太を使わない工法をとっています。
(だから基礎の高さを430mmにしてるんですね・・・。)

この根太を使わない工法は、床の剛性を高め床鳴りを防ぐ為との説明がなされていますが、断熱材の厚さや床下の空間の問題からすればあまり感心できない工法だと思います。


構造材は全てレッドウッドの集成材で土台はLVL(単板積層材)を使用しています。
初期強度において特に問題はありませんが、むく材にこだわるかたには少し不満があるものと思われます。




基礎パッキンを使用した通気工法ですが、構造用合板を外壁の下に一枚余分に打ってあるので、壁体内の通気はあまり期待できません。
耐震性の点では優れていたのですが、壁体内の湿気に対しては少し弊害になっているようです。
とはいうものの、木質系パネル工法や2×4工法と同じと考えればよいわけです。

外壁は「V SERIES」と「CX SERIES」がハウスメーカーには珍しく湿式の窯業系タイル貼り「E SERIES」がサイディングとなっています。

タイル貼りの場合はタイル下地のボードを更に打たなければなりませんし、タイルそのものの耐久性が目地を除けば半永久的ですので優れた耐久性があるといえるでしょう。

タイプによって総タイル貼りと一部タイル貼りがあるようですので、よく確認されてください。






快適性への取り組み

クレバリーホームの評判
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クレバリーホームの標準仕様の断熱材は壁が55mm、天井が75mmのロックウール、床が30mmの押出法ポリスチレンフォーム(XPS)となっています。


サッシュは通常のアルミサッシュ(室内のアングルのみ樹脂)に、12mmの中空層のペアガラスとなっています。
オプションでLow-e複層ガラスを選べるようです。


高断熱・高気密を謳ってはいますが、標準仕様でのQ値は2.73w/ukで次世代省エネ基準の2.70w/ukには少しとどきません。
但しハウス オブ ザ イヤーで大賞を受賞したサンブレスのQ値は、1.68w/ukでかなり高性能のようです。



防音性能は、通常のアルミサッシュであることから、多少開口部からの漏れがあるでしょうが、外壁(タイル貼りの場合)はその構造からほぼ完璧に遮音されていると思います。

特に問題ないレベルではないでしょうか。








クレバリーホームでは室内騒音に関して、2階床に防振吊木を標準装備して、遮音材の敷きこみもしてあるので、或る程度軽減されていると思われます。
遮音マットはオプションです。






換気システムは全熱交換型の第一種換気システムで給排気共に強制的に行い、外気の温度、湿度を調整して取り込むタイプで住宅用換気システムとしては最もグレードの高いタイプです。


※以上12点の画像はクレバリーホームの
ホームページよりお借りしました。



クレバリーホームの総評

確かに価格帯の割には高品質だということが言えると思います。
布基礎や床の無根太構造など多少気になる点もありましたが、全体的には整った内容だと思います。
もし、クレバリーホームで建てられる場合は基礎だけはオプション料金を払ってでもべた基礎にされることをお勧めします。
(私の感では、地盤調査の結果という名目でかなりのお宅がべた基礎のオプションを勧められているのではないかと思います。)


ローコストの秘密


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※以上の画像はクレバリーホームの
ホームページよりお借りしました。

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