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■■ ローコストメーカーの坪単価の秘密 ■■

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ローコストメーカーの坪単価




ローコスト坪単価の基本仕様

ローコストメーカーの坪単価 基本的なローコスト仕様です
  • 正方形か長方形の総2階建て
  • 上下階の間仕切り(壁)の位置を合わせることにより、梁を小さくする。
  • 各室どちらかの幅を4m以下に抑えて梁が大きくならないようにする。
  • 屋根は単純な形の寄棟か切り妻で勾配は4/10程度、谷は造らないような形にする。
  • 内壁の下地はプラスターボード直打ち。(胴ぶちを打たない)
  • キッチン、洗面、トイレは各1箇所づつで増設はオプション
  • バルコニーはオプションのメーカーと施工面積として坪単価で計算するメーカーとがある。
    (乱暴に施工面積として坪単価をかけるよりオプションとするほうが良心的)
  • バルコニーのアルミ手摺りや飾り窓はオプション
  • 雨戸、シャッターはオプション
  • 玄関ポーチは施工面積として坪単価で計算。
  • カーテン、照明器具はオプション
  • 断熱材、は55mmのロックウールかグラスウール。
  • サッシュは普及品で、ペアガラスはオプションの場合が多い。
  • TVコンセントは1〜2ヶ所(アンテナは別途)、TEL配管は1ヶ所、コンセントは各室2ヶ所(LDKは除く)
  • 照明器具取り付け用ローゼットは各室1ヵ所、LDKは3ヶ所
  • 電気、給排水、ガスの建物までの引き込み工事は別途。
  • メーターモジュールの採用

※各社全て該当するとまでは言いませんが、かなりの部分該当するものと思われます。

けしてローコストメーカーの質が悪いというわけではありません。どちらかというと内容を或る程度維持して、ローコストにする努力 をしているメーカーが多いと思います。まともに坪単価を計算しても充分安い(40万/坪程度)金額で建てることができるのですから、極端な坪単価で客引きをしない方がよいのではないかと思います。



延べ床面積と施工面積

ローコストメーカーの坪単価 施工面積は坪単価を低く見せる事ができる

以前には坪単価を考える際、施工面積という概念は存在しませんでした。ローコストメーカーが考え出した、 坪単価の計算方法です。あくまで坪単価というものは目安であって、その金額を単純に面積に掛けて見積もりを作成するなどということは、 以前なら考えもしないことでしたが、ローコストメーカーは、それをやったのです。
しかも施工面積に掛けることで、安い坪単価でも充分な金額の見積もりになるように設定してあるのです。

施工面積として計算する部分は、勿論床面積それに、ポーチ、バルコニー、吹き抜けの何も無い部分、ピロティーの何も無い部分、 柱だけで支えた下屋、などなどです。普通はきちんと見積って金額をだすんですが、全て、乱暴にも坪単価を単純に掛けて見積もります。
ですから、40坪の家ですと言われても、建築確認があがってくると35坪しかなかったりします。
本来は、坪単価の算定は確認申請で出した延べ床面積で割らなければいけません。
営業マンが簡単に見積もるのには便利かもしれませんが、お客さんに誤解をさせるようにして、展示場に集めるのはどうかと思います。




メーターモジュールを採用

ローコストメーカーの坪単価

ローコストメーカーの坪単価 メーターモジュールは坪単価を低く抑えるのに便利

ローコストメーカーはほとんどがメーターモジュールを採用しています。何故かといいますと、最近の建材では、メートル単位のものも多く出回っているからなのです。 しかも、構造用合板やプラスターボードのメーター板の場合3×6板と値段がほぼ同じなのです。柱や梁の材料は昔からメーターものです。 同じ8帖の部屋を作る場合、江戸間とメーターモジュールでの主な材料はほぼ同じ数量でできあがります。(仕上げ材は少し違いますが…)

従ってメーターモジュールの場合、2割広い部屋を、ほぼ同じ金額の材料でつくることができるということになります。 これを出来上がった坪数で割ったとき、材料費はほぼ同じで、広さが2割違うのですから、坪単価は大きく変わってきます。 従ってメーターモジュールの利点は、坪単価を抑えられることと、同じ8帖でも広い部屋ができるということで、欠点は、同じ坪数の建物の場合、部屋数が減るということでしょう。
また、バリアフリーの適用を受ける際には、半間の通路でクリアできるので有利です。








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