■■ 工事/地鎮祭・起工式 ■■
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■地鎮祭・起工式
地鎮祭と起工式
地鎮祭は宗教的な行事ですので、行わない方もおられますが、ほとんどの方がされますので書いておきます。
神式、仏式では神主さんが祝詞をあげるか、お坊さんがお経をあげるかの違いはありますが、
奈良時代に神仏習合が推し進められたからでしょう、ほとんど似たもののようです。最も多い神式に例をとって記述します。
地鎮祭の手配は、ほとんどの場合、建設会社が段取りしてくれますので、任せてしまえばほとんど何もしなくとも大丈夫です。
しかし、信仰する神社などがある場合、そちらの神主さんをお呼びすれば来ていただけます。
玉ぐし料は神社によって多少の違いはありますが、2〜3万といったところだと思います。予約する際、遠慮せずに聞いたほうが、後に失礼がなくてよいのではないでしょうか。
用意する供物は、酒1升・塩一袋・米1キロ程度・昆布・根物野菜・葉物野菜・果物・尾頭付きの魚といったところです。
工事業者が、真竹4本・真砂一袋・スコップ・鍬・テント・椅子などを用意してくれます。
初めから全て見積もりに入れて契約に含めてある場合もありますので、よく確認してください。地鎮祭そのものは、なにも難しいことはありません。
神主さんが祝詞をあげて、オーーー!という掛け声で神様をお迎えします。
その後、神主さんの指示に従って玉ぐしを奉納し、 "二礼二拍手一礼 "をして工事の無事を祈願してください。
次に敷地の四隅に酒・塩・米を撒いて清め、神主さんのオーーー!という神様を送る声で地鎮祭は終わりです。引き続き、起工式があります。起工式では、施主と設計者又は監督でそれぞれ、
スコップ又は鍬を真砂の山にエイ!エイ!エイ!と大きな声で三度差込み、鍬入れの儀を取り行います。
それで全て終了です。
全部の合計の時間は30分程度です。
このときお供えしたお酒は飲んでしまわないで、上棟式で、お神酒として使います。
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